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富山大会の記録

第1回「詩のボクシング」富山大会

優勝者決定の瞬間

 晴天にめぐまれた2000年11月26日日曜日、富山県女性総合センター・サンフォルテにて第1回「詩のボクシング」富山大会が行われました。以下はその報告です。

 当日の観客数は約120名、350名収容のホールには空席こそ目立ちましたが、このまったく新しいイベントに「詩の同好会」ではない、フツーの人たちがこんなに大勢興味を持って集まってくれたことが素晴らしいことだと思いました。楠かつのり氏による「闘いの詩」で始まり、ルール説明、審査員紹介、選手紹介、サポーター紹介、そしてガラス造形作家の渋谷良治氏によるすばらしいガラスのトロフィーが披露されました。

立浪大樹 優勝トロフィー 作道さとし
優勝:立浪大樹 優勝トロフィー(渋谷良治作) 準優勝:作道さとし

 くじにより第1回戦の対戦相手が決まり、ただちに第1回戦が行われました。トップは吉本伊織さんと浜口直哉さんの対決でした。最初に青コーナーの吉本さんが、新選組の始末記を張りのあるすばらしい声で朗読、会場に緊張が走ります。順々に第1回戦の8組の対戦が行われ、10分間の休憩ののち、第1回戦を勝ち抜いた8名によって第2回戦が行われました。続いて準決勝に三谷風子さん、澤田吏永子さん、立浪大樹さん、作道さとしさんの4名が進出しました。準決勝の対戦は各々近差による判定で、立浪大樹さんと作道さとしさんが決勝戦に勝ち進みました。結果は以下の通りです。

準決勝の様子

優 勝/立浪大樹さん(高岡市答野出)
準優勝/作道さとしさん(滑川市高月町)

 優勝者の立浪大樹さんと準優勝者の作道さとしさんには日本朗読ボクシング協会より、2001年5月26日に東京で行われる全国大会への出場権を与えられました。全国から集まる各地区の決勝進出者を相手に富山代表としてせいいっぱい闘って来てくれることを期待します。尚、全国大会の様子はNHK衛星放送で放送されます。そちらの方もご期待ください。

 今回は「詩のボクシング」史上初の小学生、しかも1年生の久保貴丸くんも参加して話題を呼びました。結果は1回戦で敗退しましたが(相手は準優勝の作道さん)、りっぱに朗読しました。準優勝の作道さん、杖をついての闘いでした。長時間の闘い大変だったでしょう、ご苦労様でした。高岡短大の尾山さん、試合2日前に突然の本大会の依頼、快く承諾いただきました。準備時間もなく難しかったことと思います。

 「詩ごころ」と言う言葉がありますが、そういった心を持った人たちがたくさんいることを今回の大会を通して知りました。チケット代の1500円といえばちょうど映画を1本観れる金額です。D・バリモアやC・イーストウッドも観に行けるのに、「詩のボクシング」を観に来てくれた。素人の詩の朗読を楽しみに来てくれた皆さん、ほんとにありがとうございました。金沢から来てくれた方、千葉から来てくれた方、遠いところからありがとうございました。ついついこのようなイベントの習慣で、終わった後はスタッフの打上げ、なんてことをやってしまいましたが、観に来てくれた皆さんや、サポーターの皆さんとも顔合わせの出来るような時間を作ればよかったなぁ、と今になって思います。次回はきっとそうしましょう。

 当日はろくな挨拶もできませんでしたが、出場者の皆さん、サポーターの皆さん、ほんとうにありがとうございました。難しい審査を快く引き受けていただいた審査員のみなさん、心のこもった、すばらしいトロフィーを寄贈いただきました渋谷良治さん、ありがとうございました。そして全社一団となって協力してくれたフレーズ・エンタープライズの皆さん、ファインプロジェクトの皆さん、土井野デザイン事務所の皆さん、ほんとうにご苦労様でした。こんなわがままばかりの実行委員長によくぞ協力してくれました。最後に、当日をあんなにすばらしい晴天にしてくれた空に感謝します。

 では、皆さん次回の「詩のボクシング」でお会いしましょう。

当日の全試合結果

■日時:2000年11月26日(日)

■場所:富山駅北サンフォルテ

■朗読ボクサー:丹羽弘一/山口直哉 /浜谷拓也/久保貴丸/久保由香子/五十嵐明子/松井実/高才弘/多賀ゆうこ/作道さとし/吉本伊織/尾山悦子/立浪大樹/澤田吏恵子/三谷風子/深山節代

■審査員:楠かつのり(音声詩人・日本朗読ボクシング協会代表)/高橋修宏(詩人・俳人)/中山真由美(アートディレクター)/牧内直哉(FMとやまパーソナリティ)/長谷川圭(HOOLAYS作家・プロデューサー)

■サポーター:(株)ボン・リブラン/山藤ぶどう園/ラティスショップ・タニハタ/ばりふりくらぶ/交流詩誌はなせんか/花メイト/BOOKSなかだ

 


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